しつこい肩コリ  その症状、胸郭出口症候群かも?

肩コリで辛い

 

肩コリは時に頭痛や吐き気を出す事もありますが

その辛さ、なかなか分かって貰えないと思います。

 

 

さぁ行こう、マッサージ!!

…でも、一時的でまた元に戻ってしまう。。。

 

 

そんな悩み、解決していきましょう。

肩コリってなんですか?

そもそも、肩コリとはなんでしょうか?

 

肩コリをwikipediaで引いてみると

 

項頸部から僧帽筋エリアの諸筋に生じる主観的に詰まったような、こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候の総称である。 日本では「肩こり」という名称により「肩」を指す表現が用いられているが、これは日本独特のもので同症状を諸外国では首や背中の疾患として示している事が多数である。

(wikipediaより)

 

この様に出てきます。

難しい様に感じますが、面白い点は肩コリは日本独自の概念という点です。

 

 

例えばPCをする時の不良姿勢

例えば猫背

肩コリの原因を上げ出すとキリがありません。

 

しかし、同じ様にPCをしているのに肩コリでは無い友人・同僚は

実は沢山居ませんか?

肩コリを感じないその人と、何が違うのでしょうか?

 

ここに、胸郭出口症候群の可能性が出てきます。

 

胸郭出口症候群?

胸郭出口とは

 

2枚の写真を用意しました。

動脈 赤色のライン

静脈 青色のライン

神経 黄色のライン

にて表現されています。

 

各々が何カ所か筋肉や骨の間を通るが分かるでしょうか?

平たく言うと、この通り道が胸郭出口

そして、この通りの狭窄(押し潰し)が胸郭出口症候群です。

 

 

 

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)かな?

 

自分は胸郭出口症候群なのかもしれない。

そう思った方は簡単な検査をしてみましょう。

 

手を上に上げます。

写真の様に肘が肩より上に上がればOKです。

 

その際に、もし肩コリが辛い側だけ手が蒼白になってきたら

胸郭出口症候群の可能性が高くなります。

 

 

もしくは、自分の寝る姿勢を思い起こして下さい。

寝ている時に腕を上げていませんか?

バンザイする様に寝る方も要注意です。

更に詳しく検査を行いたい場合はパートナーに協力して貰いましょう。

 

今から紹介するのは医療現場で使われる整形外科テスト法の

とっても簡単な検査です。

 

・アドソン-テスト

パートナーは患者の脈拍(手首)を取ります。

そのまま患者は首を回旋(回す動作)、挙上(顎を上げる)

 

このどれかで脈拍の消失や減弱がみられた場合は

斜角筋という首の筋肉の張りが原因の胸郭出口症候群の

可能性が高くなります。

 

 

・ライト-テスト

パートナーは患者の脈拍(手首)を取ります。

そのまま、患者の腕を外転(横から広げる)させます。

この際に患者側は脱力してパートナーが持ち上げる事が大事です。

 

この際に脈拍の消失や減弱がみられた場合は

小胸筋という胸の筋肉の張りが原因の胸郭出口症候群の

可能性が高くなります。

 

 

・エデン-テスト

パートナーは患者の脈拍(手首)を取ります。

そのまま、患者に胸を張る指示します。

更に顎を胸に近づけさせます。

 

この際に脈拍の消失や減弱がみられた場合は

鎖骨と第一肋骨の隙間の圧迫による胸郭出口症候群の

可能性が高くなります。

 

 

 

とても基本的な試験ではありますが、このテストを通して

肩コリの本当の原因になっている箇所の特定が出来ます。

 

治療の流れ まにわ整骨院の場合

当院の治療の流れになります。

 

問診 お仕事など、症状の原因を一緒に探して行きます

検査 上記の様な整形外科学テストを行います。約5〜10種類

施術 検査にて悪い箇所を特定して施術します。

検査 施術後に陽性反応が出ないか再検査をします。

確認 患者様本人の状態を伺います

 

 

先の検査にて胸郭出口症候群の中でも、問題になっている箇所が

明確に絞れていると思います。

 

大事になるのは、凝っている部分だけ揉んでも良く成らない点です。

それならばマッサージに行けば良くなるはず。

 

その為の検査だったので、大切になるのは陽性が出た検査の

悪い点を取り除いていく事になります。

例)アドソン-テスト陽性→斜角筋へのアプローチ

 

肩甲骨の周りが張っている感じがするんです。

という患者さんが、肩関節の動きを良くする事で辛い場所の

緩和になる事も検査に沿って施術すれば珍しい事ではありません。

 

 

尚、当院では超音波や立体動態波などの治療器による

治療アプローチも併用して行います。

 

超音波などは皮下5〜6cmしたの筋肉までアプローチ出来ますので

揉んでも伸ばしても良くならない様な症状に大きな効果を発揮します。

 

使うか否かは検査によって変わってきます。

 

自己ケア

自己ケアの為のストレッチ

 

当院では治療後に自分で出来るストレッチを教えています

 

ストレッチは気軽に行える反面

・無理にやると痛める可能性がある

・やる時間にコツが要る

・症状によってやるべきストレッチ箇所が違う

などの問題も有る事を理解して行いましょう。

 

 

正しいストレッチを行う事によって治療後の効果を長く、

もしくは永続的に保てると考えています。

 

施術にあたって

以上がしつこい肩コリに関する考察でした。

 

今回は当院に多い胸郭出口症候群に寄って書きましたが

肩コリになる要因は本当に沢山あります。

 

肩コリが酷い肩の割合はハイハイから立ち上がるまでが早かった方

比例的に多いのですが、この場合は背骨の形成不全が考えられます。

 

是非、お近くの治療院に行かれた際にしっかり原因を伺って下さい。

 

 

数ある治療院から当院まにわ整骨院を受診してみたいと考えて頂けましたら

まずはお電話にて御相談、予約を御願い致します。

 

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まにわ整骨院

電話 03−5343−7887

住所 東京都中野区新井5-16-1 北島ビル1階

料金 目安 1000〜4000円/回

保険証の有無 症状によりますので念の為お持ち下さい。

 

営業時間

午前9:00〜14:00 午後15:30〜19:00

定休 月曜・祝祭日

日曜は予約診療のみ

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