■朝、違和感があって夕方に痛みが増す
■日中は良かったのに寝起きに痛む
■四六時中痛い
重たいものを抱えた際に起こる腰痛
そう思われがちなギックリ腰。
実際にはもっと「なんで今!?」なタイミングで起こります。
そして、甘く見られ、再発し易くなってしまいます。
→通常の腰痛はこちら
①横向きor仰向けで膝を曲げて寝る(安静)
②股関節と胸椎を腰に響かない程度に動かす
③患部を冷やす。股関節や胸椎は温める。
④水分摂取はしっかり。
⑤痛みの確認をしない(痛みを感じる度に悪化する)
痛くない=治った
でしたら、痛み止め薬を飲めば1発です。
ギックリ腰の怖い所は再発率。
4人に1人が再発します。
その確率を下げつつ、早期回復させるのが治療行為になります。
治療内容は大きく分けて3ステップ
1.炎症除去
2.拘縮組織の過緊張除去
3.正しい関節運動の獲得
1.炎症除去
炎症箇所の特定
マイクロカレントやHi-Voltageを利用した早期除痛治療。
アイシングやテーピングによる炎症組織の安静。
2.拘縮組織の過緊張除去
損傷した組織(筋膜や関節包など)は拘縮(硬くなる)します。
必要な緊張を残しつつも、必要では無い箇所の過緊張は早めの除去が先々の早期回復に繋がります。
痛みを感じると全身に緊張が走るもの。
必要の無い緊張は関節を固める為、適切に拘縮を外す必要が有ります。
3.正しい関節運動の獲得
腰椎(腰の骨)は安定性関節と呼ばれ、あまり大きな運動をしない関節。
その代わり、股関節や胸椎が大きく動きます。
腰痛になりやすい人は、正しい関節運動を失っている傾向にあります。
胸椎や股関節など、本来腰の代わりに動く関節に正しい運動を教え直します。
この過程が最も腰痛の再発を抑える事に大切な治療です。