
まにわ整骨院として新井薬師前に開院させて頂き、今日で2年が経ちました。
あっと言う間の2年ですが、思い起こせば沢山の変化がありました。

看板が出来る前。
元々は三鷹の整骨院にて修行及び常務しておりました。
業界でも厳しいと言われていた先生に師事し、日が変わるまで勉強する日々。
正直何度も「辞めたい」と思いました。
厳しいし、休みないし、厳しいし、難しいし、厳しい・・・。
今でこそ感謝しかありませんが、当時は憎しみもタップリ♪
さて、勤めながら感じていた事が「検査の大切さ」
整骨院は肩コリや日常の腰痛で来る方が多いイメージだと思います。また、それが事実。
ただ、私の師匠はその高い技術力で整形外科や他の治療を行っても治らなかった人に頼られる治療家でした。
師匠が診ると、本当に良くなる。悔しい。
師匠が診る患者さんの症状を書き出し、メモを取り、来院される度に何がどう良くなるのか。
全員分書き出していきました。
その中で、最初に行う検査結果の正確さが大事なのでは無いか。
そう気付いてから自分の治療でも検査へ力を入れるようになっていきました。
その結果、治療率が非常に高い数字を出せるようになりました。
これだ!
今までに無い「検査特化の治療院」として開業したい気持ちを抱え、修行を終えて住み慣れた中野の地に開業する決意をしました。

2013年末日、修業先を辞め自分の院開業に向けて動き出しました。
とはいえ。何をすれば良いのか分からない。
本もネットも言っている事が違う。なにこれ。どうしよう。。。
結婚しました。
悩んでも仕方ない。進もう!!という事で結婚しました。
開業準備中といえば聞こえが良いものの、いわゆる無職。
嫁にも院で働いて貰うつもりでいたので、仕事を辞めて貰っていて無職。
無職夫婦の出来上がり♪
なんとかなるもんだ。
そう悟り、さぁ開業準備!!
開業準備しなきゃ、そう思いながら旅行三昧。
物件は決まっていたものの、内装業者さんと話し合いが上手くいかず(主に日本にいなかった為)
4月頭開院予定だった当院は、5月20日の開院へ延期する事になりました。
なんとかなりませんでした。
でも、楽しかった。
アメリカでバイオロジーを聞けた事も今の治療の糧に成っていますし、何より
「開業したら海外旅行なんて行けないぞ」
そう先輩に脅されまくっていたので、最後の旅行だと思って楽しみました。
延びる開業日。減り続ける貯金。
